1歳半健診

1歳半健診まで、他の子と違うなんて一度も思ったことがなかった。
でも、この健診が、颯弥の育児に関して、大きな転機となりました。

平成15年6月19日(1歳6ヶ月)
1歳半健診に、たまたま仕事が休みだった旦那と一緒に行きました。
身体測定はぐずることなくすんなりこなし、
その後の保健士さんとの面談??みたいなものに望む。
その際、言葉の遅れを指摘されました。
車や犬などが5つ描かれたシートを出されて、
「颯くん、ワンワンはどれかな?」
と聞かれましたが、
指差しは一切できませんでした。
「今日、心理士の先生が来られているので、
一応、診ていただきましょう。
それで大丈夫と言われたら、お父さんもお母さんも安心でしょ?」
保健士さんに言われたので、そうすることにしました。
その後、内診、歯科検診と進みました。
最後に、心理士さんに診ていただくのに、
「4番目で最後なので、もう少し待ってね」
と保健士さんに言われました。
私達の他にも3人は心配な人がいるんだぁ。とそのとき少し安心しました。
でも、今から考えると、あんだけ来てた中で、たった4人なんだよなぁ。

そして颯弥の順番が回ってきました。
ちっちゃい積み木のようなものと先ほどの絵が書かれたシートを使って
颯弥の発達を診てくれました。
「発語が遅いだけ、言葉の理解力が遅れているだけなら心配はないのですが、
颯弥くんの場合、発語も理解力も運動機能も少し遅れているようです。
今の所、半年程度の遅れです。
この遅れが半年のまま開かずに成長していけば、
問題はないのですが、
どんどん開いていくと怖いので、
一応専門の先生に診ていただきましょう。」
と心理士の先生に言われました。
頭のなか「????」って感じで、
ほんと、予想外の展開でビックリしました。
颯弥が遅れているなんて、思ったことなかったし、
そりゃ、言葉が出ないけど、男の子は2歳すぎまでしゃべらない子は多いって聞くし・・・。
とりあえず、市が無料でしている、【こころの相談】に行くことにしました。
今は予約がいっぱいで、
10月まで待たないといけないということでした。

帰り、車の中で、旦那に
「保健士さんや心理士さんが、過剰に言ってるだけだよね?」
って言った記憶があります。
それくらい、信じられない気持ちでいっぱいでした。



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